Dellは再びがっかりさせる決算を報告し、同社の株価は時間外取引で3.5%下落した。
Dellの2012会計年度第2四半期(5-7月期)の売り上げと純利益は、どちらも前年同期比で減少した。売り上げは8%減の145億ドル、純利益は18%減の7億3200万ドルだった。Dellは減少要因として、デスクトップおよびモバイルの売り上げ縮小を挙げた。
調整後の利益はアナリストの予想を上回ったが、売り上げは予想を下回った。Dellが報告した1株あたりの利益は、ウォール街で好まれる調整後の数字で50セントだった。First Callがまとめたコンセンサス予想は、売り上げが147億ドル、1株あたりの利益が45セントだった。
Dellはまた、2012会計年度第3四半期(8-10月期)の売り上げについて、前期比でさらに2~5%落ち込むと予測していると述べた。これに伴い、Dellは通期の利益見通しを「1株あたり少なくとも1.70ドル」に調整した。ウォール街は過去、通期の利益を1株あたり1.90ドルと予想していた。
Dellの会長兼最高経営責任者(CEO)を務めるMichael Dell氏は、声明で次のように述べた。「当社が現在進めている事業の転換は、四半期や会計年度のためではなく、長期にわたって差別化された顧客価値を提供するためのものだ。われわれは自らの戦略を明確に把握しており、当社顧客の目標達成を支援するソリューションの先進的なポートフォリオを組成しているところだ」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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