日立の第1四半期決算、純利益が2.3倍増

 日立製作所は7月30日、2012年4~6月期の連結決算を発表した。売上高は前年比1.4%減の2兆1207億1500万円、営業利益は同21.3%伸びて635億7400万円だった。純利益は前年同期比2.3倍増の70億円だった。

 自動車需要の世界的な回復でオートモーティブシステム部門が好調に推移。建設機械部門や電力システム部門も前年同期を上回った。一方、前年度にハードディスクドライブ事業を売却したことなどにより、全体として売上高は1.4%減少した。

 営業外損益では、円高による為替差損により、前年同期比34億円悪化し、147億円の損失を計上した。

 直近で公表している年間配当金および連結業績予想への修正はなかった。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]