Appleは同社の小売店スタッフのスケジュールを調整する新しい方法を実施した際に「過ちを犯し」、それが間接的な原因となってレイオフに関するうわさが広まった、と同社小売担当バイスプレジデントのJohn Browett氏は同ストア幹部陣に話した。The Wall Street Journal(WSJ)が米国時間8月16日に報じた。
2人の匿名情報筋がWSJに話したところによると、Browett氏はストア幹部陣に対し、Appleが新システムに関して過ちを犯したことを従業員に伝えるよう命じたという。同システムのせいで、一部の従業員の勤務時間が短縮され、一部のApple小売店は人員不足に陥った。
それらの変化は従業員の間にパニックを引き起こし、レイオフの可能性がニュースで報じられる事態を招いた。
さらに、4月に小売担当バイスプレジデントに就任したBrowett氏は従業員に対し、レイオフを実施する予定はなく、Appleは今後も新しいスタッフを雇用していくと述べた。
新システムは数週間にわたって運用されたが、Appleは問題が発生してから旧システムに戻すことを進めている。Appleの広報担当であるKristin Huguet氏がWSJに述べたところによると、変更点を元に戻す作業は今も行われているという。
米CNETは既にAppleと連絡を取り、より詳細な情報を求めているが、まだ得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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