ソーシャルメディアを使えば、顧客に接近する能力を高め、彼らの言葉に耳を傾けることができます。顧客は、購入した新製品や見つけた得な情報、あるいは、失礼な販売員などについて書きこみます。あなたの会社やブランドについても、あなたの知らないところでブログなどに書きこまれているかもしれません。ソーシャルメディアを監視し、自社に関するフィードバックをキャッチして下さい。また、会社の地元のブロガーに接触することも重要です。
なぜなら、地元のブロガーは地元のコミュニティに影響を及ぼし、あなたの企業にとってプラスになる「口コミ」を広めてくれるかもしれないからです。
Google Alertやソーシャル・メンションを使えば、ウェブを検索して自社に関するコメントを見つけることができます。Google Alertの場合は、関連のあるキーワードや用語を入力すると、プログラムが該当する言葉を見つけた時に教えてくれます。ソーシャル・メンションは、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアサイトを検索し、自社に関するコメントを見つけ出してくれます。さらに、自社が提供する製品やサービスに関するコメントが見つかると、そのサイトのリンクなどを載せたEメールを毎日のように送ってくれます。
キオタグやヤックトラックなどのソーシャルメディア検索エンジンは、ソーシャルメディア・プラットフォームをくまなく検索し、自社と関連性のある特定の言葉が使われている議論を探してくれます。
「ソーシャルメディア」上においてはもちろん、言論は全て自由です。それゆえに、ソーシャルメディアを企業が使えば、顧客の自由な意見を取り入れることができます。良い事も、たまには辛らつなこともあるかもしれません。しかも知らないところでそうしたことが書かれる可能性もあるので、自らの評判については敏感にチェックして、その意見を自社のマーケティングや商品作り、サービスに生かしていくこともできるのです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
トラディショナルからモダンへ進化するBI
未来への挑戦の成功はデータとともにある