米国時間1972年7月23日に打ち上げられた米航空宇宙局(NASA)の地球観測衛星「Landsat」は、40年間にわたってわれわれを見下ろし、地球の変遷を幅広く視覚的にとらえて集めてきた。地球上の天然資源の変化を記録したデータは、山林管理、農業、地質学から教育や国防まで、あらゆることに利用されてきた。
打ち上げ40周年を記念して、「Earth As Art(芸術としての地球)」シリーズにある120枚の画像から5枚が選ばれた。このシリーズは、Landsatが収集したデータを純然たる美として評価し、上空から見た地球のさまざまな色や形、構造を認識するものだ。
この画像は2006年8月8日に撮影されたエーア湖。オーストラリア北部の砂漠にある同湖の湖底があらわになっている。この湖が水をたたえたのは過去150年間で3度しかない。
提供:NASA's Goddard Space Flight Center/USGS