「Bing」の地図サービスが165テラバイトの新たな衛星写真を追加し、モロッコの山々からエジプトのギザのピラミッド群、さらには米国ネバダ州のエリア51に近い「地球外ハイウェイ」まで、地上の各地を鳥瞰できるようになった。
これは、Microsoftの地図エンジン「Bing Maps」としては過去最大の衛星データの公開となる。これまで同サービスのデータ容量は計129テラバイトだった。したがって、同検索エンジンの地図上では、データ容量で以前より2倍以上の画像を閲覧できることになった。
Bingの米国時間6月25日のブログ投稿には次のように書かれている。「今回のリリースでは、北米、南米、アフリカ、オーストラリア、欧州、アジアに及ぶ写真が目玉になっている。このデータ公開でカバーしている領域は、全体で3800万平方キロメートル近くになる」
今回のデータ公開では、衛星画像に加えて、航空機や人工衛星から撮影した「Global Ortho」プロジェクトの写真も含まれている。Bingのブログによると、2012年6月の時点で米国の航空写真は100%完了しており、欧州については2012年中に終了する計画だという。Bing Maps上のGlobal Orthoプロジェクトの写真は、954万平方キロメートルをカバーしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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