Ross Levinsohn氏は、Marissa Mayer氏が率いる米Yahooには固執していないようだ。
Levinsohn氏は、2012年に入って解任されたScott Thompson氏の後任としてYahooの暫定最高経営責任者(CEO)に任命されていたが、同社を去ることになった。この件について、AllThingsDが複数の匿名情報筋の話として最初に伝えていたが、Yahooも事実であることを認めた。
Yahooの広報担当は、「Ross(Levinsohn氏)はYahoo在籍中、素晴らしい仕事をした」と述べ、「彼の今後の成功を祈っている」と続けた。
Yahooはまた、Levinsohn氏が暫定CEOとして在任した期間に対して多額の報酬を支払う予定だ。同社は米国時間7月30日、追加の制限付き株式6万7000株と新規ストックオプション25万株(行使価格はYahoo株の7月26日終値である15.80ドル)をLevinsohn氏に付与することを米証券取引委員会(SEC)への報告書で明らかにした。CEOの座を逃した代償としてはなかなかの追加報酬だ。Levinsohn氏の今後の動きについて説明はなかった。同氏は次期CEOとして有力な候補者であったが、Yahooの取締役会は7月に入って最終的にMayer氏に決定した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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