米Yahooは偉業を成し遂げた。Carol Bartz氏やScott Thompson氏、そしてRoss Levinsohn氏のことは忘れよう。Marissa Mayer氏がYahooの新しい最高経営責任者(CEO)だ。
これがYahooにとってどれほどの成功であるかは、強調してもし過ぎることはない。Googleの20人目の社員で、同社初の女性社員であったMayer氏は、Googleで最も有名な社員の1人だった。Mayer氏は、Googleのローカル製品の担当に追いやられる前は、Googleの検索エンジンのための製品を長年担当していた。Googleにおける同氏の影響力が弱まっていたことは明らかで、同氏がGoogleという快適な場所を離れることを決断するのが難しくなかったのはそのためかもしれない。
苦戦を続けるYahooにMayer氏が加わることは、即座に同社に影響を与えるだろう。以下では、Mayer氏がYahooにもたらす影響をいくつか挙げる。
Yahoo! just got a seat at the "cool kids table" again!!!Way to go!
— sarah (@sarah_ross) July 16, 2012
「Yahooがまた『クラスの人気者』の座に返り咲いた!よくやった!」
holy crap. did not see that one coming.
— Dave McClure (@davemcclure) July 16, 2012
「なんてことだ。これは予想外だった」
Time to buy some $YHOO.Congrats @marissamayer - excited to see you reinvigorate the company and core products.
— Josh Elman (@joshelman) July 16, 2012
「Yahooの株は買い時だ。@marissamayer、おめでとう。あなたがYahooとコア製品をよみがえらせるのを楽しみにしている」
@marissamayer congratulations on the new role for one of the valley's brightest minds.
— dick costolo (@dickc) July 16, 2012
「.@marissamayer、シリコンバレーで最も優れた人格者の1人に新しい役職就任おめでとうと言いたい」
Mayer氏のCEO就任のおかげで、Yahooは短期的には調子が上向くだろう。しかし同氏のCEOとしての真価はまだ試されていない。同氏の経営スタイルがYahooでうまくいくかどうかはまだ分からない。Yahooでの仕事は、単なる修復作業ではなく、徹底的な分解修理だ。同社が抱える問題は幅広く、組織全体に及んでいる。Mayer氏は新しい製品を作り出して、Yahooの資産に人々を惹き付けなければならないだろう。同時に、ウォール街と、シリコンバレーの才能ある一般エンジニアの両方の共感を呼ぶようなビジョンを見つける必要があるだろう。
Marissa、これからの道のりは長い。幸運を祈る。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス