「Gmail」ユーザーは間もなく、Googleが同社ソーシャルネットワーク「Google+」で使っているのと同様のビデオチャット技術を利用できるようになる。Googleは米国時間7月30日、Google+の「Hangouts」機能をGmailで展開し始めた。ちなみにGmailは過去3年間、ビデオチャット機能を提供していた。
今回の発表は主に内部の仕組みに関するものであり、同機能の導入は、今後数週間をかけて完了する予定である。これまでとの最大の違いとしては、Gmailでこれまで採用されてきた、PtoP技術に基づくビデオチャット機能と異なり、アップグレードされたサービスでは安定性が向上し、Google+を利用している人々とつながることができる、とGoogleは述べている。アップグレードで恐らく最も目を引くのは、Gmailから最大9人の友人または同僚に対応できるという部分だろう。
Gmailユーザーすべてがこのアップグレードから恩恵を受けることになる。また、もし皆さんや皆さんのチャット相手がGoogle+も利用しているなら、Hangouts体験からさらに多くの恩恵を得ることができる。最大9人のユーザーと同時にビデオチャットができ、YouTubeビデオが一緒に見られて、Googleドキュメントでの共同作業や画面の共有ができるようになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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