一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、家庭用ゲーム産業の年次報告書「2012CESAゲーム白書」を発刊した。価格は7350円。
そのなかで、日本の家庭用ゲーム関連企業における2011年1月~12月までの国内向けならびに海外向けを合わせたソフトウェアとハードウェアの総出荷額は1兆4575億円で、2010年の1兆7975億円から減少した。
ソフトウェアの国内外を合わせた総出荷額は、5310億円(2010年は6705億円)で、この内、国内におけるソフトウェアの総出荷額は2379億円(同2591億円)、海外におけるソフトウェアの総出荷額は2930億円(同4115億円)。ハードウェアの国内外を合わせた総出荷額は、9265億円(同1兆1269億円)で、この内、国内におけるハードウェアの総出荷額は1649億円(同1667億円)、海外におけるハードウェアの総出荷額は7616億円(同9602億円)となった。
また、ソフトウェアおよびハードウェアの国内総出荷規模から推計した、国内における総市場規模は5019億円(同5321億円)。ソフトウェアの国内市場規模は3185億円(同3442億円)、ハードウェアの国内市場規模は1834億円(同1879億円)となった。
なお、参考として米国、英国、ドイツ、北欧、スペイン、イタリア、オランダ、スイスの8地域の市場規模(海外8地域はパソコンゲーム市場も含む)を日本円に換算し、日本市場を含む九地域の市場規模を合算したところ、合計で1兆5508億円としている。
また、2011年に家庭用ゲームソフト出荷実績のあったメーカーの中で、2011年に発売され100万本以上出荷があったタイトルは3タイトルあったという。最も多く出荷されたのは、任天堂のニンテンドー3DS用ソフト「マリオカート7」で、 2011年12月31日までに147万本を出荷した。
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