コンピュータエンターテインメント協会は7月14日、「2008CESAゲーム白書(2008CESA Games White Paper)」を発刊したと発表した。
資料によると、2007年1〜12月の国内ゲームメーカーによる家庭用ゲーム総出荷金額は前年より約1兆3000億円増加の2兆9364億円で過去最高となったことがわかった。
内訳をみると、国内のソフトウェア総出荷額は前年より微減の2886億円、海外のソフトウェア総出荷額は前年より約2000億円増加の5600億円で、国内外を合わせた総出荷額は前年より約1500億円増加の8487億円となった。
一方、国内外を合わせたハードウェアの総出荷額は約1兆1000億円増加の2兆878億円となっている。また、国内総出荷規模から推計する国内のソフトウェア市場規模は3823億円、国内のハードウェア市場規模は3291億円としている。
さらに、一般生活者の購入率および購入金額などから推計した家庭用ゲーム機専用ダウンロードコンテンツ市場規模は25億円、2007年の通信費やパッケージソフト購入費、複合カフェ利用料金を除く有料ネットワークゲームの総市場規模は457億円、通信費およびパケット料金を除く有料携帯電話ゲームコンテンツの総市場規模は162億円としている。
また、2007年に家庭用ゲームソフト出荷実績のあったメーカーを対象に出荷があったタイトルを調査したところ、最も多く出荷されたのは「マリオパーティDS」(162万本)だった。
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