新たな報道によると、ドイツの裁判所はMotorola MobilityがMicrosoftの特許を侵害していると判断したようだ。
この件を最初に伝えたFOSS PatentsのFlorian Mueller氏によれば、マンハイム地方裁判所のAndreas Voss判事は現地時間7月27日、Motorolaの「Android」デバイスが「長いファイル名と短いファイル名が共有する名前空間」に関係するファイルアロケーションテーブル(FAT)関連の特許を侵害しているとの判断を下したという。
過去に知的財産問題でMicrosoftに助力したこともあるMueller氏によると、Microsoftは、1000万ユーロの供託金を支払えば、特許を侵害しているMotorola製デバイスに対する差し止め命令を執行できるという。また、Voss判事はMicrosoftに対して、損害賠償金の受け取りと、特許を侵害している製品すべてのリコールを認めるだろう。
現在Googleの傘下にあるMotorolaは、Microsoftとライセンス契約を締結していない唯一の大手Androidベンダーだ。Microsoftは、多くの特許を保有し、Androidの流通でそれらの特許が侵害される恐れがあると主張している。Android製品のベンダーらは、訴訟を避けてMicrosoftと特許のライセンス契約を締結している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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