ラスベガス発--Appleは米国時間7月26日、Black Hatセキュリティカンファレンスで初めて講演した。
Appleは15年間、同イベントを様子見してきたが、今回初めて同イベントで登壇することに決めた。そのためAppleでプラットフォームセキュリティチームのマネージャーを務めるDallas De Atley氏には大きな注目が集まっていた。
講演開始から15分で、筆者が期待していた内容の講演ではないことが分かった。Aley氏はスライドを使いながら、1時間かけて「iOS」のアーキテクチャについてプレゼンテーションを行ったが、Appleが2012年上旬に公開した「iOSセキュリティ」のホワイトペーパーに書かれていること以外の、新しい情報はなかったのである。
Atley氏はその後、質疑応答のセッションを行わず、急いで会場を去ってしまった。筆者は講演後の同氏に個人的に言葉をかければもっと面白い話を引き出せるかもしれないと考えていたが、同氏は約束があると言い、ドアから外に出ていってしまった。
筆者の期待が過大だったことはわかっているし、とにかく同氏が現れたことだけでもありがたく思うべきだろう。また来年に期待しよう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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