サムスンが現地時間7月23日にオーストラリア連邦裁判所で明らかにしたところによると、サムスンはかつて同社3G特許の利用に関しQualcommやその顧客を訴えないことで合意していたが、「GALAXY Tab」をめぐりAppleがサムスンを提訴したことによって、その合意を破棄していたという。
Appleとサムスンの特許侵害訴訟はこの日、いよいよオーストラリア連邦裁判所で審理を開始した。審理はサムスンのAppleに対する反訴から始まった。その内容は、サムスンが保有する3G関連の標準必須特許3件を、Appleが「iPhone 4」「iPhone 4S」「iPad 2」によって侵害しているというものだ。
またサムスンの弁護団はこの日、Appleにチップを供給するQualcommとの間に、3G特許侵害でサムスンがQualcommやその顧客を提訴しない旨の合意を交わしていたことを明らかにした。裁判所の書類によると、この合意は1993年に初めて締結されたものだ。
しかし、AppleがGALAXY Tabをめぐりカリフォルニア州で最初の訴訟を起こした2011年4月、サムスンはQualcommへの通達をもって両社間の合意を解消したと述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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