予想通り、Googleの最高経営責任者(CEO)であるLarry Page氏が米国時間7月19日に開催された第2四半期決済発表の会見で話をしてくれるようなことはなかった。19日に行われた2012年第2四半期決済発表でGoogleを代表して話をしたのは、最高財務責任者(CFO)のPatrick Pichette氏と最高事業責任者(CBO)のNikesh Arora氏、広告担当上級副社長のSusan Wojcicki氏だった。Googleの決算に関するリリースには、Page氏の発言が含まれていた。
Googleは6月21日、Page氏が声が出なくなったことを理由に同社の年次株主総会を欠席したことを明かしたが、それ以外の詳細は公表しなかった。Googleの共同創設者であるSergey Brin氏は6月27日、Google I/Oカンファレンスで、Page氏の不在に関する質問にはコメントせず、Page氏はコミュニケーション手段が電子メールなどの文字による伝達に限定されても非常に有能なCEOであると話すに留めた。Googleの会長であるEric Schmidt氏は7月12日、Page氏が職場に復帰したことを明かしている。
決算発表の電話会議でMacquarie GroupのBen Schachter氏からPage氏に関する質問を受けたNikesh Arora氏は、「新しいニュースはない」と述べた。Arora氏によると、Page氏は公の場で話すことはできないが、経営に携わり続けており、すべての戦略的な経営方針決定に関与しているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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