Motorola Mobilityの買収完了を受け、インターネット大手Googleはかなり好調な2012年第2四半期業績を達成した。
Googleが米国時間7月19日に発表した第2四半期決算(6月30日締め)において、トラフィック獲得コスト(TAC)を除く売上高は96億1000万ドル、利益は27億9000万ドル(1株あたり8.42ドル)であった。非GAAPベースの利益は1株あたり10.12ドルであった。
TACを含むGoogleの同四半期売上高は122億1000万ドルだった。TACは合計で26億ドルだった。
ウォール街は、TACを除く売上高を84億1000万ドル、利益を1株あたり10.04ドルと予測していた。
Googleの株価は決算発表のほぼ直後に、約4%上昇した。
同社の最高経営責任者(CEO)を務めるLarry Page氏は、用意されていたコメントで次のように述べた。
Google単体で、売上高が前年同期比で21%増加するという好調な四半期となった。また、われわれはI/Oカンファレンスにおいて、一連の期待高まる新製品を発表しており、特にタブレット「Nexus 7」は非常に高いレビュー評価を受けている。Motorolaが新たにGoogleファミリーに加わったことからも、同四半期は特別な四半期であり、われわれは、ユーザーのために素晴らしい端末を開発する可能性に心躍らせている。
また、今回の決算発表はMotorola Mobility統合後初の四半期決算のため、これまでと異なる状況にあった。
今後の見通しについて、Googleは予測を示さなかったが、ウォール街では第3四半期の売上高が90億ドル、利益が1株あたり10.76ドルになると予測している。
主な数値は以下のとおり。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」