Googleの共同創設者で最高経営責任者(CEO)を務めるLarry Page氏は声が出なくなったとして公の場から姿を消していたが、同社会長のEric Schmidt氏は米国時間7月12日、Page氏が職場に復帰していることを明らかにした。Reutersが報じた。なお、病名は公表されていない。
Reutersによると、Googleの公開イベントをここ数週間欠席していたPage氏は、少し前からカリフォルニア州マウンテンビューにある本社で会議に出席していると、Schmidt氏が12日、サンバレーで年次開催されているAllen & Coカンファレンスで報道陣に語ったという。
「Larryは今も回復の過程にあるが、体調は以前よりもはるかに良い。9日にはオフィスに出勤した」とSchmidt氏は述べ、「Larryは会議を取り仕切っていた。声は小さいが、声を出して話している」とした。
追加のコメントと情報を求めて米CNETはGoogleに連絡したが、本稿執筆時点までに回答を得られなかった。
Schmidt氏の発言は、39歳のLarry氏の健康状態に関して同社が初めて提供した追加情報だ。
Googleは6月中旬、Page氏は声が出なくなったために同社の年次株式総会を欠席することを明らかにしていたが、それ以上の詳細は発表しなかった。Googleはその後、Page氏が6月のGoogle I/O開発者カンファレンスと7月19日に予定されている同社の第2四半期決算発表にも出席しないことを明らかにした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」