グーグル、好調な第2四半期決算を発表--利益は27億9000万ドル

Rachel King (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2012年07月20日 08時03分

 Motorola Mobilityの買収完了を受け、インターネット大手Googleはかなり好調な2012年第2四半期業績を達成した。

 Googleが米国時間7月19日に発表した第2四半期決算(6月30日締め)において、トラフィック獲得コスト(TAC)を除く売上高は96億1000万ドル、利益は27億9000万ドル(1株あたり8.42ドル)であった。非GAAPベースの利益は1株あたり10.12ドルであった。

 TACを含むGoogleの同四半期売上高は122億1000万ドルだった。TACは合計で26億ドルだった。

 ウォール街は、TACを除く売上高を84億1000万ドル、利益を1株あたり10.04ドルと予測していた。

 Googleの株価は決算発表のほぼ直後に、約4%上昇した。

 同社の最高経営責任者(CEO)を務めるLarry Page氏は、用意されていたコメントで次のように述べた。

 Google単体で、売上高が前年同期比で21%増加するという好調な四半期となった。また、われわれはI/Oカンファレンスにおいて、一連の期待高まる新製品を発表しており、特にタブレット「Nexus 7」は非常に高いレビュー評価を受けている。Motorolaが新たにGoogleファミリーに加わったことからも、同四半期は特別な四半期であり、われわれは、ユーザーのために素晴らしい端末を開発する可能性に心躍らせている。

 また、今回の決算発表はMotorola Mobility統合後初の四半期決算のため、これまでと異なる状況にあった。

 今後の見通しについて、Googleは予測を示さなかったが、ウォール街では第3四半期の売上高が90億ドル、利益が1株あたり10.76ドルになると予測している。

 主な数値は以下のとおり。

  • Googleが所有する各種サイトの売上高は75億4000万ドルで、同社の第2四半期売上高の69%を占めた。
  • Googleのパートナーサイトの売上高は29億8000万ドルで、同社の第2四半期売上高の27%を占めた。
  • Googleの米国外の売上高は(2011年第2四半期と2012年第1四半期のどちらと比較しても)一定の状態を維持しており、54%を占めた。
  • 有料クリック総数は、前年同期から42%増加した。
  • Googleの正規従業員数は、2012年6月30日時点で5万4604人だった。3月31日の時点では3万3077人だった。

Google決算

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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