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IBM、第2四半期決算を発表--為替変動の影響で売上が予想を下回る

Larry Dignan (CNET News) 翻訳校正: 編集部2012年07月19日 11時48分
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 IBMの第2四半期(6月30日締め)の決算は、期待を上回る内容だった。だが、為替変動による打撃を受け、売上高は予想を下回った。

 IBMが第2四半期に計上した売上高は前年同期比3%減の258億ドル、利益は39億ドル(1株あたり3.34ドル)だった。為替の影響で売り上げは10億ドルほど削られた格好だ。非GAAPベースでの利益は1株あたり3.51ドルだった。

 金融アナリストらはIBMが同四半期に262億7000万ドルの売り上げ、1株あたり3.42ドルの利益をあげるものと予想していた。

 同社は2012年通期では少なくとも1株あたり15.10ドルの営業利益を順調に計上できるとの見通しを示した。

 一言で言うと、IBMは堅実な支出管理を行って利益目標を達成したものの、売り上げの成長は為替変動に阻まれた。米国ドルをベースにする企業はドル安基調にあるときに業績を伸ばしやすい。

 クラウド、アナリティクス、Smarter Planetの売り上げを除く分野では売り上げが振るわなかった。最高経営責任者(CEO)のGinni Rometty氏は声明において、成長のための力強い取り組みや高付加価値の投資機会に楽観視していると述べた。

 アナリストとの電話会議で、IBMの最高財務責任者(CFO)Mark Loughridge氏は以下のように述べた。

  • Loughridge氏はサーバ分野で競合に勝利したことに言及した。同氏は次のように述べている。「第2四半期は競合製品からのリプレイスに引き続き成功した。2億6500万ドル以上に相当する320件のリプレイスがあった。ご想像の通り、これはHewlett-PackardやSun製品を擁するOracleの組み合わせからもたらされたものだ」
  • IBMのハードウェア事業は、プロダクトサイクルにおける立ち位置の影響で不振に陥っている。 「2つのハイエンドのサーバブランドをもって、トップシェアの座を拡大し続ける」(Loughridge氏)
  • 為替変動への対応はいっそう難しくなった。「四半期の冒頭から為替については逆風が吹いていたが、最後の90日間でそれがさらに強くなった」(Loughridge氏)
  • グローバル経済の状態は好不調が入り交じったものとなった。「南北米地区については、米国が再び前年並みとなる一方で、カナダの業績が上がった。EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ地区)も、1ポイントだけ前年同期より成長率が下がったものの前年並みの業績で、比較的安定している。これまでと同様に国ごとに状況がかなり違う。再び英国、スペインで成長が見られ、ドイツは横ばい、フランスとイタリアでは業績が落ちた」(Loughridge氏)
  • 中国の売り上げは前年同期より20%以上も成長した。IBMでは中国全土で支店を増やす予定だ。

地域ごとの業績

ソフトウェア事業の業績

ハードウェア事業の業績

サービス事業の業績

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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