彼女は筆者にとっていつも優しく、親しみやすい女性である。確かに小さなスチールをまとってはいるが、誰が彼女を嫌うだろうか。しかし、IBMの幹部は、どうも「Siri」が信用できないと考えているようだ。
AppleのデジタルアシスタントであるSiriは、IBMのネットワークからの利用が禁止されている、とWiredが報じた。
Wiredの記事は、IBMの最高情報責任者(CIO)であるJeanette Horan氏の発言が基になっている。Horan氏は、MITのTechnology Reviewに対し、「われわれは非常に慎重である。それがわれわれのビジネスの性質である」と述べている。
懸念される事項としては、Siriに対して述べた質問がリモートサーバに保存される可能性がある、ということのようだ。
IBMで禁止されている便利なツールはSiriだけではないという。「Dropbox」やAppleの「iCloud」も許可されていない。同社内のアプリやファイルにアクセスすることに関して言えば、同社の一部の社員はそれらにアクセスすることさえ制限があるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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