Googleは、米国時間7月16日にYahooの最高経営責任者(CEO)に指名されたMarissa Mayer氏の後任をまだ決めていない。
Googleに詳しい情報筋がAll Things Dに語ったところによると、Googleでローカル、マップ、ローカライズの各サービスを統括するバイスプレジデントとしてのMayer氏の職務は、同氏のチームのメンバーによって引き継がれるという。情報筋によると、同氏のこれまでの部下たちは、Googleでコマースとローカル担当シニアバイスプレジデントを務めるJeff Huber氏のもとで業務を行うようになるという。
Googleは記事に対するコメントを拒否した。
Google初の女性エンジニアであり全社で20番目に雇用された社員のMayer氏は7月16日、苦戦しているウェブパイオニアであるYahooのCEOとして転身することを発表した。同氏はスタンフォード大学でコンピュータサイエンスの修士号を取得して卒業後、当時新興の検索企業であったGoogleに入社した。
Mayer氏はGoogleに在任中、過去10年間同社が躍進する鍵となった急成長分野を指揮した。同氏(37歳)が検索製品とユーザー体験担当の役員として取り組んでいる間に、Googleでの1日の検索件数は数十万件から10億件以上へと爆発的に拡大した。
また同氏は、Googleの象徴的な検索インターフェースの設計と開発を担っただけでなく、「Google News」や「Gmail」、ソーシャルネットワークの「orkut」にも従事した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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