Appleは、最近になってアップデートされたアプリケーションが起動時にクラッシュするという問題を修正したことを明らかにした。
同社はAll Things Dにあてた声明で、不具合の影響を受けた利用者の数は少ないと述べている。
「ダウンロードされる一部のアプリケーション向けにDRMコードを生成するサーバにおいて、一時的な問題が1日前から発生していた」と同社は声明で述べ、「不具合は修正されており、問題は再発しないと考えている。このサーバのバグが原因でアプリケーションの起動時に問題が発生していたユーザーは、影響を受けていたアプリケーションを削除し、再度ダウンロードして欲しい」としている。
米国時間7月4日に「Instapaper」の開発者であるMarco Arment氏が、「Instapaper 4.2.3」をダウンロードしたユーザーから苦情が殺到しており、アプリケーションを起動すると「直ちにクラッシュ」することが分かったと報告し、今回の問題が発覚した。この問題は、ユーザーらがアプリケーションを自分の端末から削除して、新規にクリーンなバージョンを再インストールした場合でも生じた。
Arment氏がこの問題を調査したところ、AppleがApp Storeを介して配信したアップデートが壊れていたことが問題の原因であることがわかった。Arment氏によると、同氏が送信したアップデートに問題はなかったため、同氏は直ちにこの問題についてAppleに苦情を伝えたという。数時間のうちに、正常に機能する新しいアップデートが配信され、問題は解決した。
Appleは5日、アプリケーションのアップデートに問題があることを認め、開発者に対し、アプリケーションがクラッシュするという報告を受けたらAppleに直接連絡して原因がアプリケーションにあるのか、App Storeそのものにあるのかを切り分けるように呼びかけていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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