続いて、ソーシャルゲームを遊び続けてもらう動機付けについて話が及んだ。岡本氏はゲームとしての勝ち負けやランキング、名誉とした。「これはソーシャルゲームに限らないとは思います。ほかにもカードタイプのゲームですとコレクションとか、このカードで勝つみたいなところもそうですよね。ただ忘れてはいけないのが、『サンシャイン牧場』のような、挨拶代わりのように触れ合う平和なゲームも、地道に続いています。社会に存在するあらゆる娯楽と同じようなモチベーションがあると思います」。
國光氏は大きくふたつあるとし、コツコツとやっていると何かが溜まって達成感があることと、そしてそれ以上に大事なのが「人から認められること」とした。「たとえばFacebookで『いいね!』やコメントがあると嬉しいようなことですね。今の世間の中で、人から褒められたり認められることが少ないと思うんです。アクセスするたびに違う驚きを与えてあげることが大事。そしてたとえランキングで上位にいけなくても、コツコツ遊ぶ達成感と周りから褒めてもらうことが重要」と述べた。
田中氏は海外のソーシャルゲームでも、基本的には仲間と絡んでいくところが面白さのポイントとしつつも、ヨーロッパはモバイルに移行していないため、Facebookで遊ぶブラウザゲームが多い状態だという。
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