今回ご紹介するミリケー、ht Mobile社のX TRIM X10という製品名らしい。スマートフォンメーカーとして有名なHTCにあやかったメーカー名なのだろうか、どことなく製品も高機能に思えてくる。ジャカルタのケータイビルで発見したときも、思わず「これってスマートフォン?」と思ってしまったくらいだ。価格は現地の価格で2500円くらいだっただろうか、現地の物価を考えてもかなり安い部類に入る。うーんそんな値段で売っても儲かるんだろうか?
さてお店で購入することを決めてパッケージ入りの新品を出してもらったところ、なんとプラスチック製の容器!なるほどミリケーだけにこんなパッケージにしているのだろうか?ただ材質はとても安そうで、上のフタは数十回も開け閉めしたらヒンジ部分が切れてしまいそうだ。まぁどうせパッケージなんて捨てるものだから、買った後はこのままアウトドアでコップにでも使ってね、なんて考えてそんな作りにしているのかもしれない。
しかもフタを開けてみると、狭い内部に本体やらアクセサリがぎゅうぎゅう詰めになっている。ってことはこの容器、特にX10用に作ったのではなくそこらにある汎用のものを流用したのだろうか?アクセサリ類は充電機などフツーのケータイと変わらない。小さいビニール袋に電池カバー用のネジとネジ回しが入っているあたりがミリケーらしさだろうか。説明書はもちろんインドネシア語で読めないが、まぁそんなに機能はないだろうから大丈夫だろう。
X10本体はダークグリーンにゴム調のブラックのパーツが組み合わさっており、このままアウトドアで使いたくなるデザインだ。持った感じもしっかりしていて値段よりも高級感を感じる。まぁそうは言っても2500円だけどね。背面はスピーカー部分と電池カバー部分にスリットが平行に並んでいるのが無線機のようなイメージだろうか。ホワイトの「ht MOBILE」のロゴもいいアクセントになっている。これは中身をちゃんとしたスマートフォンにして売って欲しくなるようなデザインではないだろうか?
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
「もったいない」という気持ちを原動力に
地場企業とともに拓く食の未来
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」