われわれが知り得ている公式な仕様は以下の通りだ。
最も感心させられたのはスペックではなく、細心の注意を払ってこの製品が開発され、明らかな努力をともなって機能が統合されたという点だ。このことは、デザインと設計における本当に素晴らしい功績だと思われる。一方で、答えの出ていない疑問点があまりにも多い。
全体的には、これまでに見てきた内容に満足しているが、情報面からすると中途半端な印象だ。もちろん、早期に発表することで好奇心をあおり、もっと知りたいと思わせることがMicrosoftの目的だったのだろう。
ソフトウェアについても、十分な情報がないままだ。タブレットはアプリなしでは使えない。そのため、今後どのようなアプリが提供されるのか、またiOSやAndroidとはアプリの扱いがどのように異なるのか(または異なるのか否か)について、さらなる情報が得られていないのは残念だ。
そして当然ながら、最も重要な情報が欠けている。価格だ。Surfaceに「競争力のある価格を設定する」と言うのは、基本的に「大体500ドルを支払うことになると考えてほしい」と言うのと同じだ。さらに、これはRT版の場合であり、Windows 8版の場合は純然たるノートPCの価格に近くなるだろう。
幸運なことに、Surfaceは今日発売されるわけではない。もしそうならば、同デバイスを買うために行列に並ぶことは(または、オンラインで購入することさえも)ないだろう。魅力を感じないわけでも、将来的に買う気がないわけでもない。単に判断を下すには早すぎるのだ。アプリ、「Xbox」との統合(「SmartGlass」への言及は一切なかった)、価格、予測されるバッテリ持続時間などについてのさらなる情報が、明確な判断を下すためには必要だ。とはいえ、この先の情報を楽しみに待たずにはいられない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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