Microsoftは、ビジネスソーシャルネットワークのYammerを10億ドル以上で買収することに合意した、とThe Wall Street Journal(WSJ)がこの件に詳しい人物の話として報じた。
WSJの記事に、買収の発表または完了時期に関する言及はない。
Yammer関係者はコメントを拒否している。また米CNETは、Microsoftにもコメントを求めているが回答を得られていない。
Yammerは、企業向けのFacebookのようなものだ。従業員はさまざまな事項について、投稿や共有、議論を行うことができる。Yammerは多くの新興企業にとって不可欠なツールとなったが、大企業の間でも重要な存在である。Fortune 500企業の80%以上がYammerを利用している。もしMicrosoftがYammerを買収すれば、ウェブ分野の過去の覇者である同社がソーシャルエンタープライズツールによって近代化を図る助けになるかもしれない。
MicrosoftによるYammer買収のうわさは米国時間6月13日、サンフランシスコに拠点を置くYammerのオフィス周辺で複数の人間が買収の可能性について話しているのを聞いた人がいるとBusiness Insiderが報じたことから浮上した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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