スマートフォンの不満の多くは“バッテリの保ち”ではないだろうか。フィーチャーフォンと比べて、“できることの多い”スマートフォンはバックグラウンド処理や画面サイズなどの影響により消費電力が高い傾向にある。結果、フィーチャーフォン全盛時代には、あまり普及していなかった「モバイルバッテリ」が数多く登場しているというわけだ。
モバイルバッテリは、緊急時の即効性のある解決策としては優秀だが、常時持ち歩くとなるとちょっと違う気もする……。いちユーザーとしては、できれば端末ひとつで解決したい。
そこで注目されているのが“タスク管理”もしくは“電源管理”アプリである。これらのアプリは、日本市場におけるスマートフォンの黎明期から人気があるアプリ群で、いまでも人気は高い。
とはいっても、そのアプリのほとんどが「Google Play」を経由して購入しなくてはならない。キャリア決済が使えるため、クレジットカード利用よりは敷居が低くなったものの、まだまだ抵抗があるという人もいるのではなかろうか。
そんな人に紹介したいのが、ソースネクストの「超節電」である。いわゆるパッケージ型のAndroidアプリで、店頭で購入できる。
実のところ、スマートフォンのバッテリ消費を抑えるのはカンタンだ。バックグラウンドで起動しているアプリを止め、3G回線・無線LANなどの通信を切ればよい。しかし、それらはすばやく起動するために動いているわけでもある。一から起動するとどうしても遅くなるため、ストレスがたまる。つまり、操作の快適性とバッテリ消費とはトレードオフな関係であるといえるのだ。
超節電は、タスク管理や通信のON/OFF、バックパネルを一元管理するアプリである。公称値で使用時間が約30%アップするとなっているが、正しくはアプリを何も導入していない、いわゆる端末の初期出荷時並のバッテリ消費に抑えられるというのが本当のところだろう。端末によっては初期出荷時にバックグランドで起動するアプリが多く、その時よりも快適になるかもしれない。
ともあれ、スマートフォンを長く利用するには、そういった管理が必要不可欠。一元管理できる超節電は、そういった意味で注目したいアプリである。
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