一部端末を除いて、基本的に標準状態では読み取ることができない“QRコード”だが、QRコードリーダーアプリを利用することで読み取れるようになる。今回は、25万件を超える評価が投稿されつつも、その内容は「4」以上というQRコードリーダーアプリの定番中の定番「QRコードスキャナー」を紹介する。
QRコードスキャナーが評価されているポイントは、必要十分な機能と無料で使えるという手軽さだろう。そしてなにより、このアプリ、起動してQRコードを画面に表示させるだけでOKという簡便性が魅力でもある。ちなみに読み取った内容は、その情報によってネットで検索したり、メール/SMSで送信したりできる。
“わざわざアプリを入れてまでQRコードを利用したくない”という人もいるだろうが、QRコードに登録されている内容(例えばURLや住所など)とそれを入力する手間を考えれば、導入の方をオススメしたい。
また、QRコードスキャナーは“データマトリクスコード”(データコード)や“1Dコード”(いわゆるバーコード)の読み取りにも対応している。特に1Dコードの対応は、商品知識のない製品の突発的な購入(衝動買い)に対して効果的。1Dコードを読み取ると、「商品検索」や「インターネット検索」が利用でき、その製品がネットでどのくらいの価格なのか、評価はどうなっているのかを素早くチェックできるというわけだ。さらに、別途「Googleショッパー」アプリを導入しておけば、より簡単に価格や製品レビューをチェックできる。
このQRコードスキャナーは、そのままでも十分活用できるアプリだが、「設定」の「カスタム商品サーチURL」を登録しておくことで、より便利になる。例えば筆者はAmazonを良く利用するが、「カスタム商品サーチURL」に「http://www.amazon.co.jp/gp/search?field-keywords=%s」と登録しておくことで、読み取った情報のAmazon検索が可能になる。
無料でありながら、十分すぎる性能と拡張性を有するQRコードスキャナー。QRコードの読み取りだけでなく、買い物にも役立つアプリといえそうだ。
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