Foss PatentsのFlorian Mueller氏によると、Appleは、過去3年間で3度目となるHTC関連の申し立てを米国際貿易委員会(ITC)に提出し、HTCが「One X」および「Evo 4G LTE」の輸入禁止の原因となった特許侵害をいまだに続けていると主張したという。
HTCは先の禁輸措置を受けて、Appleの米国特許番号5946647の侵害を回避する対策を講じたと述べた。その結果、禁輸措置は解除され、HTCのスマートフォン2機種は米税関を通過できるようになった。
しかし、Appleは、これに反対し、争点となった特許をHTCが侵害し続けていると主張している。そのため、Appleは、ITCに対し、さらなる特許侵害を取り締まるために即座に行動を起こすよう求めた。ただし、Appleは申し立てで、HTCのOne XとEvo 4G LTE以外にも、多くのスマートフォンの名前を挙げている。
AppleはHTCのスマートフォン29機種が特許を侵害していると見なしている。
Mueller氏によると、ITCは、この件について2011年12月に最初の判断を下した後、HTCに対して、デバイスに変更を加えてAppleの特許を侵害しないようにするための猶予として4カ月与えたという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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