Googleは「The Next Dimension of Google Maps(Google Mapsの次の次元)」と題するプレスイベントで、「Google Earth」のユーザー数が月間10億人にのぼると発表した。「Street View」向けに世界各地を撮影するにあたり、Googleの撮影車両は500万マイル(約804.7万km)超を走破し、39カ国、約3000都市を訪れたという。
同社によると撮影データは20ペタバイトにのぼり、撮影は自動車やボート、スノーモービルにカメラを搭載して行われたほか、人が背負う形でも行われた。今回Googleは、国立公園や車が入れない場所などの屋外のエリアの撮影に向けて、人が背負うバックパック型の撮影装置の試作品を発表した。重さは約35ポンド(約15.9kg)だという。
このカメラは5メガピクセルのカメラレンズ15個と終日撮影が可能な電池を搭載していると、Street ViewのエンジニアリングディレクターであるLuc Vincent氏は語った。「恋人とハイキングしたら全部撮影されてしまうよ」とジョークも飛び出した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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