Googleは米国時間3月16日、「Android」と「iOS」向けの最新版「Google Earth」をリリースした。長く待たれていた機能であるKMLファイルのサポートが追加されており、モバイルマッピング体験をデスクトップでのものに近づけた。
KML(Keyhole Markup Language)は、Google Earthブラウザ上に地理データを表示するために使用されるファイル形式だ。
この新機能によって、Androidデバイスや「iPad」「iPhone」で、ウェブ上にあるGoogle Earthファイルをクリックして、場所のマーク、画像オーバーレイ、テキストによる説明といったカスタム要素をGoogle Earthの画面上に表示できる。
アップデートされたアプリでは、追加されたKMLサポートを活用するため、「Google Earth Gallery」を使用して、ウェブ上にあるカスタムマップのコレクションを検索できる。
さらにAndroid版では、KMLに加えて、新しい「Share」機能が追加され、現在のマップビューのスナップショットを、「Gmail」やTwitter、デバイスにインストールされている多くのアプリなどを使用して、簡単に共有できるようになる。
「Google Earth 6.2」は、「Google Play」ストアと「App Store」で入手できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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