Facebookは米国時間6月1日、プライバシーおよびユーザー権限に関するポリシーの改定案について是非を問う投票を、1週間かけて実施すると発表した。
Facebookでは、ポリシーの改定案に対するコメントが7000件を超えた場合、その案についてユーザー投票を実施することになっている。今回、「データの使用に関するポリシー」と「Facebook利用規約」の改定案に対するコメントは、どちらもこの数カ月で7000件以上に達していた。
投票結果に拘束力を持たせるには、9億人という膨大な月間アクティブユーザー数(過去1カ月間にログインしたか、Facebook上で何らかの活動を行ったユーザーの数)の30%以上が票を投じる必要がある。ユーザーは、2つの新しいポリシーの採用に賛成するか、現在のポリシーの継続を希望するかを選択できる。投票は米国太平洋時間6月8日午前8時59分に締め切られ、ウェブサイト上で通知される。票の集計は外部の監査人が行う予定だ。
Facebookがユーザー投票を実施したのは今回が2回目だ。初めての投票は2009年で、サービス規約をいったん変更しながら、ユーザーの反発を受けて修正することになった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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