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ドコモクラウドで「土管化さける」--山田社長が語る中期ビジョン

藤井涼 (編集部)2012年05月30日 18時50分
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 国内最大級のワイヤレス&モバイル技術とソリューションの展示会「ワイヤレスジャパン2012」が東京ビッグサイトで開幕した。開催期間は5月30日~6月1日まで。

 初日となる5月30日には、NTTドコモ代表取締役社長の山田隆持氏が「新たな成長に向けたドコモの取り組み ~スマートライフの実現に向けて~」と題する基調講演を実施。同社の成長戦略である「中期ビジョン2015」ついて語った。なお、同日にはKDDI代表取締役社長の田中孝司氏による講演も行われている。

  • NTTドコモ代表取締役社長の山田隆持氏による基調講演

 ドコモでは2010年7月に、同社が目指す方向性として2020年ビジョン「HEART ~スマートイノベーションへの挑戦~」を掲げ、2011年11月には、2020年ビジョンを実現するためのステップとして中期ビジョン(2015年度)を策定している。

 「2000~2010年までドコモはどのようにモバイルを進化させていくのかを追求してきた。2011~2020年はモバイルを核とした総合サービス企業へと進化していきたい」(山田氏)

 中期ビジョンでは、「1人1人のスマートライフの実現」を目標としており、そのための取り組みとして、(1)モバイルのサービス進化に向けた取り組み、(2)産業・サービスの融合による新たな価値創造、(3)クラウドの活用と安心・信頼に向けた取り組みを実施している。

モバイルサービスの進化

 モバイルのサービス進化に向けた取り組みとして、2012年度は「端末」「ネットワーク」「サービス」「価格」「安心・安全」の5つのテーマを強化する。

 山田氏は、ドコモとして2011年度に882万台のスマートフォンを販売し、通期でのスマートフォンシェアは46%だったと説明。「2012年はどのように進めていくのか。結論からお話させていただくと、ドコモならではの総合力を活かした競争をぜひ推進していきたい」と語る。

 具体的な取り組みとして、端末ではLTEサービス「Xi」やスマートフォン向け放送局「NOTTV」などの新機能に対応したスマートフォンを積極的に投入するほか、ネットワークについてもXiのカバーエリアを順次拡大していく。2012年度は人口カバー率70%を目指すとしており、1700億円の設備投資を予定している。

  • モバイルのサービス進化に向けた取り組み

  • スマートフォンの販売状況

  • 「Xi」のエリア展開

 サービスでは、「しゃべってコンシェル」や「通訳電話」「メール翻訳コンシェル」などの新サービスを順次投入していく。ドコモのコンテンツストア「dマーケット」内で提供する「ビデオストア」はサービス開始から5カ月で100万契約を突破しており、7月にはアニメ配信サービス「アニメストア」を開設する予定だ。

 価格については、競合他社と同等の価格で端末を販売し、「災害用音声お届けサービス」やエリアメールを提供することで安全・安心も確保できるとした。

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