国内最大級のワイヤレス&モバイル技術とソリューションの展示会「ワイヤレスジャパン2012」が開幕した。5月30日~6月1日まで東京ビッグサイトで開催される。17回目となる2012年の出展社数は180社、来場者数は5万5000人を見込む。入場料は無料。時間は10時~18時(最終日17時終了)。
2012年は、NTTドコモやKDDIの携帯電話夏モデルをはじめ、デバイスや部品、コンテンツに至るまでキープレーヤーが一堂に集結する。展示会場内には、スマートフォンとタブレット端末向けのサービスや技術が集まるブースが設けられているほか、有料および無料のカンファレンスが3日間に渡って開催される予定だ。
京セラのブースでは、昨日の発表されたばかりのウィルコムの「DIGNO DUAL」も展示。DIGNO DUALは、PHS(音声)と3G(データ通信)のデュアル方式を採用したスマートフォンだ。さっそく自由に触れられるようになっている。
数あるブースの中でも目立つのは、NTTドコモブースとKDDIブースだ。NTTドコモのブースでは、会話中に話題となった「水族館」などを映像化し、タブレットを活用してバーチャル水族館を体感できる「3Dライブコミュニケーションシステム」を展示。新感覚のコミュニケーションを体験できる。
さらに、透過ディスプレイの両面にタッチパネルを搭載したスマートフォン、街角や自宅にある身の回りのディスプレイに、スマートフォンが取得した情報をTPOに合わせて自動表示する、ケータイとディスプレイの新しい連携スタイルなどが展示されている。
KDDIブースでは、5月15日に発表した新サービス「ビデオパス」や「うたパス」を中心に、異なる複数の無線を束ねて、より高速で、安定した通信を実現する「リンクアグリゲーション無線技術」やかざすだけで大容量コンテンツを簡単に再生する「NFC×Wi-Fi連携システム」の体験展示など、最新技術も展示されている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」