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ドコモクラウドで「土管化さける」--山田社長が語る中期ビジョン - (page 2)

藤井涼 (編集部)2012年05月30日 18時50分
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産業・サービスの融合で新たな価値を創造

 中期ビジョンでは、モバイルとシナジー効果の高い産業やサービスを提供する企業との協業によって、新たな価値や市場を創造するための取り組みも行っている。

  • 新たな市場創出に向けた取り組み

 事業領域としては主に「メディア・コンテンツ事業」「金融・決済事業」「コマース事業」「メディカル・ヘルスケア事業」「M2M事業」「アグリゲーション・プラットフォーム事業」「環境・エコロジー事業」「安心・安全事業」の8分野にフォーカスしているという。

 たとえばコマース事業では、食品宅配サービス「らでぃっしゅぼーや」を買収し、らでぃっしゅぼーやの商品と、ドコモのスマートフォンやサービスを組み合わせるとしている。またM2M事業では携帯型ゲーム機PlayStation Vita向けのデータ通信プランなども提供している。

 山田氏は「モバイルと新たな産業サービスを一緒にすることで新たなビジネスチャンスが生まれる。決して、すでにビジネスをされている方のところにドコモが入っていくわけではない」と強調。これらの取り組みによって、中期ビジョンとして2015年に1兆円の売上や雇用を創出したいと語る。

ネットワーククラウドで“土管化”さける

 ドコモは5月16日、同社の提供するクラウドサービスを総称し「ドコモクラウド」のブランド名で本格展開していくことを発表した。ドコモクラウドは、パーソナルクラウド、ビジネスクラウド、ネットワーククラウドによって構成されており、その上でしゃべってコンシェルや、dマーケットなどのサービスを展開するという。

 ネットワーククラウドは、ネットワークでの高度な情報処理・通信処理によって付加価値を提供する基盤という意味を込めたドコモの造語だ。山田氏はネットワーククラウドによって、端末に依存しないドコモならではのサービスを提供できると説明。ネットワーク自体に付加価値を持たせることで「ドコモとして“土管化”をぜひ避けたい」と語った。

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