Appleの最高経営責任者(CEO)であるTim Cook氏は米国時間5月29日夜、カリフォルニア州パロスバーデスで開催のD10カンファレンスのインタビューで、Steve Jobs氏の後任を務めるということがどういうことかについて、再び質問を受けた。
Cook氏は、「Steveは天才でビジョナリーだった。そして、わたしは、自分の役割が彼に取って代わることだと意識したことはない」と述べた。「Steveはオリジナルだ。Steveになろうとすることの重圧を感じたことはまったくない。それは、わたしの人生のゴールではない。わたしはわたしである。わたしはこの点に心を注いでいる。Appleの素晴らしいCEOになることだ」(Cook氏)
さらにCook氏は、Steve Jobs氏がいなくなったことで、製品の「見立て」をしたり、何をユーザーの手に届けるかを決定したりするのは誰かとの質問を受けた。「最良の人材の雇うという、Steveの遺産は常に会社のDNAに刻まれている。わたしは、誰がどの部分を実行するかについて、必要以上に注視していない。鍵となるような人たちは数多くいる。鍵となるような人たちはこれまでにも数多くいた」(Cook氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」