Googleのバイスプレジデントを務めるSebastian Thrun氏は先ごろ、息子の両手を握ってぐるぐる振り回す様子を、同社のハイテクメガネ「Project Glass」をかけた自らの目線で撮影した写真を公開して話題を呼んだ。Googleとこのメガネに関する取り組みがこれを上回る注目を集めるにはどうすればいいか?
簡単だ。誰かにProject Glassをかけたままトランポリンに上がらせ、設定を「動画」にしてからジャンプを始めてもらって、それを撮影するのだ。
Googleは今週に入って、「Google+」にこの動画を投稿した。5月22〜23日にサンフランシスコで開催されたGoogle+ Photographer's Conference関連のギャラリーで公開されたものだ。
Googleはさらに、同カンファレンスで行われたイベント「Google Glass Walk」の写真も投稿した。
上述のThrun氏の作品は、写真の新時代について話題を呼んだ。今回のトランポリンのような動画は、数が増えるにつれて、動画の新時代をめぐる議論のきっかけになるかもしれない。
だが、実際にProject Glassメガネを入手して、映画「湖中の女」と同様に当事者の視点から捉えた動画を自分で撮影することが、すぐに実現するとは期待しない方がいい。The Huffington Postの報道によると、Googleの共同創設者であるSergey Brin氏は同カンファレンスで、このところ話題になっているProject Glassのプロトタイプは「ベータでもアルファでもなく、研究段階での一種の試みにすぎない」と述べたという。また、このメガネが2012年中に発売されるといううわさについてThe Vergeが尋ねたところ、Brin氏は「時間が必要だ」と述べるにとどめたという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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