Googleは米国時間5月24日、刷新した「Google+」アプリケーションを「Android」向けにリリースした。これは、同社のエンジニアリング担当シニアバイスプレジデントを務めるVic Gundotra氏が言うところの「よりシンプルで、より美しいGoogle」に向けた同社の試みの一環である。
新しいインターフェースは、画像上にテキストやコメントボックス、+1アイコンなどが表示され、雑然とした印象を与える。
提供:screenshot by Stephen Shankland/CNET
Googleは数週間前に、写真を中心とするビジュアル的に美しくなった新インターフェースを加えた「iOS」版のGoogle+アプリケーションをリリースしたが、今回のリリースによって、Android版がiOS版に追いついた格好となった。そして、タブレットをサポートする点など、一部においてはそれを上回っているといえる。
今回の新アプリケーションの機能には以下のようなものがある。
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最も顕著なのは、新インターフェースである。画像がフロントおよび中央に配置され、Google+投稿のテキストがその上に重なって表示される。「ビジュアル的により美しく」なったはずなのだが、筆者にはところどころでこの新しい外観が、雑然として込み合った印象を与えた。
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古いホーム画面に代わって、画面の左端にメニューを展開するナビゲーションリボンが配置されている。これによって、タブレット上はかなりすっきりとした。これまでは5つの小さなアイコンが表示され、かなり広いスペースが無駄になっていたからである。
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投稿ストリームから直接、ある投稿に対して「+1」ボタンを押すことができる。
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Android搭載電話またはタブレットからナビゲーションリボンを使用することによって、ビデオチャットルーム「Hangout」を開始できる。誰かをHangoutに招待するときには、電話をかけるのと同じように相手の電話を鳴らすこともできる。
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Google+上で見ている写真を直接、Android端末の背景画面にするオプションがある。
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PCからだけでなく、同アプリケーションから自分の投稿を編集できる。
Androidタブレット上でのGoogle+アプリは、特にポートレート表示にした場合、写真の表示が良い。ランドスケープモードにした場合、無駄な余白部分がある。
提供:screenshot by Stephen Shankland/CNET
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。