グーグル、Android版「Google+」をアップデート--「iPhone」版に続いてUI刷新

Stephen Shankland (CNET News) 翻訳校正: 編集部2012年05月25日 08時02分

 Googleは米国時間5月24日、刷新した「Google+」アプリケーションを「Android」向けにリリースした。これは、同社のエンジニアリング担当シニアバイスプレジデントを務めるVic Gundotra氏が言うところの「よりシンプルで、より美しいGoogle」に向けた同社の試みの一環である。

新しいインターフェースは、画像上にテキストやコメントボックス、+1アイコンなどが表示され、雑然とした印象を与える。 新しいインターフェースは、画像上にテキストやコメントボックス、+1アイコンなどが表示され、雑然とした印象を与える。
提供:screenshot by Stephen Shankland/CNET

 Googleは数週間前に、写真を中心とするビジュアル的に美しくなった新インターフェースを加えた「iOS」版のGoogle+アプリケーションをリリースしたが、今回のリリースによって、Android版がiOS版に追いついた格好となった。そして、タブレットをサポートする点など、一部においてはそれを上回っているといえる。

 今回の新アプリケーションの機能には以下のようなものがある。

  • 最も顕著なのは、新インターフェースである。画像がフロントおよび中央に配置され、Google+投稿のテキストがその上に重なって表示される。「ビジュアル的により美しく」なったはずなのだが、筆者にはところどころでこの新しい外観が、雑然として込み合った印象を与えた。
  • 古いホーム画面に代わって、画面の左端にメニューを展開するナビゲーションリボンが配置されている。これによって、タブレット上はかなりすっきりとした。これまでは5つの小さなアイコンが表示され、かなり広いスペースが無駄になっていたからである。
  • 投稿ストリームから直接、ある投稿に対して「+1」ボタンを押すことができる。
  • Android搭載電話またはタブレットからナビゲーションリボンを使用することによって、ビデオチャットルーム「Hangout」を開始できる。誰かをHangoutに招待するときには、電話をかけるのと同じように相手の電話を鳴らすこともできる。
  • Google+上で見ている写真を直接、Android端末の背景画面にするオプションがある。
  • PCからだけでなく、同アプリケーションから自分の投稿を編集できる。
    • Androidタブレット上でのGoogle+アプリは、特にポートレート表示にした場合、写真の表示が良い。ランドスケープモードにした場合、無駄な余白部分がある。 Androidタブレット上でのGoogle+アプリは、特にポートレート表示にした場合、写真の表示が良い。ランドスケープモードにした場合、無駄な余白部分がある。
      提供:screenshot by Stephen Shankland/CNET

      この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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