「iPhone」向け「Google+」について1つ指摘したいことがあるとすれば、それはウェブ版ほど外観がよくなかったという点だ。そのようなユーザーらの意見を変えるべく、Googleは米国時間5月9日、同ソフトウェアをアップデートした。
iPhoneでGoogle+を利用するユーザー向けに9日に提供開始された新バージョンにおいて、Googleは同アプリケーションのルックアンドフィールを刷新した。テキストはこれまでよりも大きく表示され、また、ユーザーがスクロールダウンする際に写真が画面中央に流れ込む動きに動的な効果が加えられている。
Googleのシニアバイスプレジデントを務めるVic Gundotra氏は、今回のアップデートに関するブログ投稿で、これを「感覚と魂を備えたモバイルアプリケーション」であるとした。
「われわれは、(タッチ操作可能な画面と高密度ディスプレイによって)優れたセンサー機能を提供するスマートフォンに対応し、Google+をより親しみやすく、より表現力豊かなものへと転換している」とGundotra氏は述べた。
今回のアップデートに先立ち、Googleは、Google+を同社のウェブ電子メールサービス「Gmail」にさらに深く統合したばかりである。同社は8日、Gmailの受信箱に送信されたGoogle+のコメントスレッドと「+1」投稿に対して、ユーザーが参照したり返信したりするための方法を提供した。
Gundotra氏は、同社の「Android」プラットフォーム向けのGoogle+アプリケーションを「数週間のうちに」「いくつかのサプライズを添えて」リリースする予定であると述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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