アップルのクック氏、2011年のCEO報酬獲得額で首位に

CNET News staff  翻訳校正: 編集部2012年05月22日 15時38分

 The Wall Street Journalとコンサルティング会社のHay Groupが米国時間5月21日に発表した調査結果によれば、2011年に最高年俸を獲得した最高経営責任者(CEO)は、AppleのTim Cook氏であった。

 Cook氏は、2011年8月にAppleのCEOに就任してから、3億7800万ドル相当の包括決定賃金を受け取った。ただし、The Wall Street Journalが伝えている通り、かなり大きな条件がついている。

 1月の委任状提出により明らかになった同氏が受け取った株式について、半分は2016年まで、そして残りの半分は2021年まで受け取れないよう制限が付いている。それでも、当時の評価でのAppleの株価がCook氏をトップの座に導いた。

 高額な報酬でCook氏に続くCEOは以下の通りであった。

  • OracleのCEO、Larry Ellison氏。7600万ドルの報酬を受け取った。そのほとんどはストックオプションである。
  • CBS Corporationの社長兼CEO、Leslie Moonves氏。6930万ドルの報酬を獲得。そのうち3000万ドルはボーナスである。(CBSは、米CNET Newsの親会社である)
  • J.C. PenneyのCEO、Ron Johnson氏(Appleの前小売担当責任者兼シニアバイスプレジデント)。5330万ドル相当の制限付き株式を受け取った。
  • Motorola MobilityのCEO、Sanjay Jha氏。4660万ドルの報酬を受け取った。そのほとんどはストックオプションである。
  • この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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