報道によると、GoogleとMicrosoftは近い将来にInfrastructure as a Service(IaaS)クラウドコンピューティングを提供可能にするための競争で接戦を演じているという。
技術ニュースサイトGigaOMは情報筋からの話として、GoogleがAmazonの「Elastic Compute Cloud (EC2)」に対抗するクラウドサービスの開発に取り組む一方で、Microsoftも自社のIaaSプラットフォームの投入に向けて追い上げを図っていると報じた。現在のところ、先に製品を完成させそうなのはMicrosoftだという。
GigaOMによると、Googleは仮想レンタルサービスを2012年末には登場させる計画を立てており、Microsoftはサンフランシスコで米国6月7日に予定されているイベントで自社のクラウドサービスを発表するよう準備を進めているという。
米CNETはMicrosoftの広報担当者にコメントを求めたが、同広報担当者は「Microsoftは6月7日にサンフランシスコで開発者向けイベント『Meet Windows Azure』を開催する」と述べ、「現時点において他に述べることは何もない」と続けた。
Googleはコメントを避けた。
GoogleとMicrosoftがクラウド分野で競合するのは今回が初めてではない。Microsoftは「Office 365」、Googleは「Apps for Business」というクラウド対応ビジネスソフトウェアスイートをともに製品している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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