Facebookは、モバイルフォト共有アプリのInstagramを約10億ドルで買収したほぼ1カ月後に、実社会の友人同士を結び付けることを目的としたロケーションベースの「ソーシャルディスカバリー」アプリを提供するGlanceeを買収した。自社のモバイルポートフォリオを強化する意向だ。
Glanceeのウェブサイトでは米国時間5月5日、次のように述べられている。
われわれは2010年、実社会とデジタルワールドの最も良いところを結び付けることを目標としてGlanceeを始めた。利用者の回りにある隠れたコネクションを発見しやすくしたり、興味のある人々と容易に出会えるようにすることが望みだった。それ以来、Glanceeはセレンディピティ(思わぬものを偶然発見する能力)を提供し、ソーシャルディスカバリーの先駆者として何千もの人々の出会いを実現してきた。
このため、FacebookがGlanceeを買収し、われわれがメンロパークのチームに加わり、9億人を越えるFacebookユーザーに向けて優れた製品を開発することを発表できて非常にうれしい。Glanceeを通じて人々を結び付けることは大きな喜びであり、Glanceeコミュニティに参加されたユーザーに心から感謝したい。
この買収の条件については明らかにされていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方