--じゃあ、新たに統合されたHD Graphics 4000って、どれくらいスゴイの?
良くなっていることは間違いないよ。画質設定を低くしても構わないのであれば、今出回っているほとんどのPCゲームのエクスペリエンスはとても快適なものになるはずだよ。ただ、われわれが早々に導入したテスト用システムは、すべてCore i7、すなわちクアッドコアの超ハイエンドなCPUを搭載しているため、一部のゲームが快適にプレイできたのかもしれないね。ということで結論は、ミッドレンジのCore i3やCore i5を搭載した中程度の価格のノートPCで、別途搭載したGPUを停止させたうえでSkyrimをプレイするまでお預けだね(なお、われわれの使用したハイエンドシステムでは、画質設定を低く抑えていたものの、フルHD、すなわち1920×1080ピクセルの解像度でSkyrimが問題なく動作していた)。
HD Graphics 4000のゲーム性能についてより詳しく知りたいのであれば、この詳細な分析記事がお勧めだ。
--CPUが新しくなると、次に買うPCの値段は高くなるの?
ベンダーの話では、コンシューマーにとってはCPUが第2世代から第3世代に代わるだけで、価格差はないはずだと言っていたよ。
--Ivy Bridgeはバッテリ寿命も改善されているの?
2011年にSandy Bridgeのリリースによって大幅な進歩を果たした後は、バッテリの寿命もアプリケーションのパフォーマンスも控えめな改善となっているね。Originが販売している、17インチでスペックのよく似たゲーム用ノートPC同士(一方はIvy Bridge、もう一方はSandy Bridge)を比較すると、バッテリ寿命は若干短くなっているけど、これらのPCはどちらもオーバークロックで動作する電力消費の激しいパーツを用いた特殊なシステムだと言えるからね。スペックのよく似たASUSのNシリーズというノートPC同士を比較すると、新しいIvy Bridge版が12分ほど長く動作していたよ(226分と214分)。ただ、こういった結果はすべて、バッテリが長時間持つことなんて期待されていないハイエンドのCore i7搭載ノートPCの例であることを忘れないでほしい。
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