日本ヒューレット・パッカードは5月2日、第3世代インテル Coreプロセッサ(Ivy Bridge)を搭載した個人向けノートPCとデスクトップPCを発表した。同日より順次発売する。
ノートPCは、14.0インチワイド液晶を搭載したモバイルPC「HP Pavilion dv4-5000(dv4-5000)」が登場した。カラーとパターンのマッチングにこだわった新デザインを特長とし、赤と黒のグラデーションを施した「カーマインレッド」と、「ブラックリコリス」の2デザインをラインアップする。ブラックリコリスは、お菓子の「リコリス」のような光沢感のある黒をイメージしてデザインしたという。
CPUは、最新世代のインテル Core i7 3612QMプロセッサ、モバイル インテル HM77 Express チップセット、グラフィックスにはバッテリ駆動時間を向上させるNVIDIA Optimus テクノロジに対応し、NVIDIA GeForce GT 630M(GDDR5 2Gバイトメモリ)などを搭載する。バッテリ駆動は約8時間で、重さは2.25Kg。
高品質なサウンドを実現するBeats AudioステレオスピーカとHP Triple Bass Reflexサブウーファを搭載。外出先や家庭内においても活躍できるホームモバイル・ノートPCという位置付けだ。
dv4-5000は、500GバイトのHDDとDVDスーパーマルチドライブを搭載した「パフォーマンスモデル」と、「パフォーマンス・オフィスモデル」をラインアップ。パフォーマンス・オフィスモデルは、750GバイトのHDDと32GバイトのSSDの搭載により、起動やシャットダウンを高速化する「SSDアシスト・ハードドライブ」とBlu-ray ROMドライブを搭載している。
パフォーマンスモデルは、HP Directplus価格7万2870円~で同日より発売。パフォーマンス・オフィスモデルは9万6600円~で、5月下旬に発売予定だ。
デスクトップPCはフルカスタマイズに対応したハイエンド・ミニタワーモデル「HP Pavilion Desktop PC h8-1290jp/CT(h8-1290jp)」が登場した。
h8-1290jpは、システムマザーボードを一新し、機能性と拡張性をさらに高めたという。HP Directplus取り扱いモデルは東京生産フルカスタマイズに対応し、インテル Core i7-3770/i7-3770K、Core i5-3450/i5-3570Kなどの最新プロセッサと、AMD Radeon HD7770/HD7950などの高速グラフィックスが選択可能だ。
また、高速なレスポンスを提供する6Gbps対応のSSD(256Gバイト)、最大16Gバイトまでアップグレード可能なPC3-12800(DDR3-1600)メモリなど、約4200万通りのカスタマイズオプションが用意されており、最短5営業日で納品するという。
量販店取り扱いモデルは、オーバークロック対応のインテルCore i7-3770Kプロセッサに大容量16Gバイトメモリ、Blu-ray Discドライブや高性能グラフィックスなどによるハイエンド構成を採用。他社製品の使い方やネットワークの設定、ブログの作り方など、期間中何度でも電話やリモートコントロールによるサポートが受けられる「HPなんでも相談サービス30日間」が購入日より無料で利用できるとしている。
h8-1290jpは、HP Directplusモデルが7万5810円~、量販店モデルが市場想定価格16万円前後でいずれも同日より発売する。
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