Appleがコンテンツプロバイダー各社との契約を試みる際に、同社製テレビをアピールしているとの噂がまたもや流れている。
直近の交渉相手は、Paramount Pictures、Lions Gate Entertainment、Metro-Goldwyn-Mayer(MGM)Studiosの合弁会社による映画配信チャンネルEPIXだと言われている。Reutersによると、EPIXは同社のコンテンツをAppleのデジタルストアに提供するためAppleと交渉中だという。
興味深いのはAppleがこれらのコンテンツを、99ドルの同社製セットトップボックスに限らず、「コンテンツをストリーム配信する今後登場予定の機器」にも提供する契約を提案している点だと、Reutersは伝えている。これは、まだ発表されていないが大方の予想では2012年中に登場するとみられているApple製テレビのことかもしれない、とReutersは示唆している。
Appleの広報担当者は、今回の報道は「憶測」だとしてコメントを避けた。
EPIXはすでにさまざまな機器で利用可能となっているが、HBO GOと同様、対応するサービスプロバイダーの認証が必要だ(Hulu PlusやNetflixでは不要)。2010年8月には、EPIXのコンテンツを有料テレビ放送およびオンデマンドチャンネルでの公開から90日後にNetflixに提供する複数年契約が、EPIXとNetflixの間で締結されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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