シャープは4月20日、同社開発の液晶ディスプレイが、ボーイング製の航空機「ボーイング787」のコックピット用ディスプレイに採用されたと発表した。
採用されたのは、液晶テレビ「AQUOS」にも採用されている表示技術「ASV技術」を初搭載した航空機用の専用ディスプレイ。表示サイズは306.6×229.95mmで、解像度は1400×1050ピクセル。1機あたり5台が搭載される。
高コントラスト、広視野角、高色度など優れた光学特性を実現し、飛行に関する様々な情報を正確に表示することができるため、左右に位置する正操縦士と副操縦士が同時に確認できるとのこと。温度や気圧の変化、振動や衝撃などに対する高い耐久性も確保されているとのことだ。
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