シャープは4月12日、同社の太陽光発電システムと連携し、発電量や売電量、家電機器ごとの消費電力をリアルタイムに確認できる「電力見える化システム」を発表した。
専用タブレット端末、タップ、中継器から構成され、電源コンセントにタップを取り付け、テレビやエアコンなどの電源プラグを差し込むことで、1台ごとの消費電力が確認できるという仕組み。各機器の消費電力は中継器に集約され、タブレット上でチェックできる。
タップはコンセントの上に差し込むだけで使用でき、配線工事は不要。AC100V/15A×3個、AC100V/20A×1個、AC200V/20A×1個のタップがセットになった「JH-RTP1」(価格:20万7900円)と、AC100V/15A×5個のタップがセットになった「JH-RTP2」(同:20万6640円)の2モデルが用意される。タップは最大30個まで増設可能としている。
専用タブレット端末は7型で、タッチパネルに対応。OSはAndroid 2.3で、8Gバイトのメモリを内蔵する。IEEE802.11a/b/g/nとBluetoothで通信ができ、カメラも搭載している。サイズは高さ130mm×幅194mm×厚さ11.5mmで、重量は約395g。リチウムイオンポリマーバッテリで駆動し、最大8時間の連続動画再生が可能だ。
シャープでは、2011年9月に「電力見える化システム」を開発したことを発表している。
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