グリーは4月23日、「GREE」の未成年ユーザー保護を目的として、全決済サービスで未成年の利用金額を制限することを決定した。年齢ごとに月間最大5000円~1万円まで制限する。
同社ではすでに4月1日より、通信キャリア決済サービスにおいては、15歳以下のユーザーは月間5000円、16歳から19歳までのユーザーは月間1万円まで利用金額を制限していた。
今回の対応は、上限設定をキャリア決済サービスから全決済サービスへと拡大する施策だ。これにより、月ごとに購入できるGREEの仮想通貨「コイン」の総額を制限する。対象となるのがキャリア決済サービス、クレジットカード、BitCash、Edy、Google Wallet(Google Playアプリ向けの決済手段)、In App Purchase(iOSアプリ向けの決済手段)、PayPal、WebMoneyで、2012年4月26日より実施。また、GREEプリペイドカードについては、システムの準備が整い次第導入する。
今回の対応は未成年ユーザーの保護に向けた取り組みをさらに強化するために行われるものとしている。また、業績に与える影響については「現在精査中で、影響は軽微であると認識している」という。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」