グリーは4月20日に、第1回目の「利用環境の向上に関するアドバイザリーボード」を開催し、その中でオークションサイトにおける「探検ドリランド」のゲームアイテムやカードの出品件数、落札金額が減少したことを発表した。
オークファン提供のデータをもとにグリーが分析したグラフが公開され、「探検ドリランド」において各種施策を実施した結果、大手オークションサイトにおける、ゲーム上のアイテム、カードなどに関する出品件数が56%減少し、落札金額は各種施策の実施前後で76%減少したとのこと。なおグリーでは、3月29日にリアル・マネー・トレード(RMT)業者に対して、GREE関連の出品停止を要請したことを公表している。
アドバイザリーボードは、GREEにおけるソーシャルゲーム等に関するサービス向上及び適正利用促進ならびにRMT関連行為の禁止の徹底に向けて導入した施策などに関して、外部有識者と議論することを目的に設置。第1回では国内ソーシャルゲーム市場やグリーの事業概要、市場動向をふまえた施策と効果と、アドバイザリーボードの今後の進行について意見が交わされたという。
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