グリーは3月22日、グローバル事業において電通と包括的に業務提携することで基本合意したと発表した。グリーが運営するSNS「GREE」のプロモーション展開やコンテンツの獲得、ベンチャー投資など幅広い業務で連携していくという。
グリーは、2011年1月に米国子会社を設立して以降、世界各国での子会社設立や有力なグローバル企業との提携によって、海外展開を加速させている。また電通は現在世界28カ国に167社を展開しているという。両社はそれぞれの強みを活かして、グローバルなソーシャルメディア市場を開拓していくとしている。
提携の第1弾として、世界各国におけるGREEのプロモーションを電通が手掛け、世界における会員基盤の強化や認知拡大を図るという。また両社はこの取り組みを皮切りに、グローバル市場におけるモバイル分野のベンチャーへの投資、ソーシャルメディアでの広告事業の共同展開などに取り組んでいくとしている。
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